こんにちは!
しゃしゃーんです!!(Xのアカウントはこちら@shashaan0317)

今回は、レバレッジ型商品はなぜダメなのかをまとめてみました
それではいきましょう!
しゃしゃーんの簡単なプロフィールはこちら
・大学卒業後、4年間教員として勤務
・教員退職後、現在の会社へ
・2021年4月、楽天証券で投資を始める
・2022年5月、ブログを始める
・2024年5月現在含み益500万円超え、X(Twitter)にて毎日運用益公開中
この記事を読んでわかること。
・レバレッジ型、インバース型の意味がわかる
・レバレッジ商品のメリット、デメリットがわかる
結論
まずはこの記事の結論です
・レバレッジ商品は短期投資向け商品である
・つまり長期投資には全く向かない商品である
この2点であると考えます
詳しくは以下で解説していきます
そもそもレバレッジとは?
レバレッジ(leverage)とは「てこ」のことを表します
つまり、投資元本に2倍、3倍と、てこの力を働かせて大きく運用していくという考え方です

レバレッジ型とインバース型
「レバレッジ型商品」と似たような商品に「インバース型商品」というものがあります
プラス(上昇方向)にてこを働かせた商品をレバレッジ型、
反対にマイナス(下落方向)にてこを働かせた商品をインバース型と呼びます
レバレッジ型のことを「ブル型」
インバース型のことを「ベア型」とも言ったりします
「ブル」は牛がツノを下から上へ突き上げることから価格上昇(または上昇相場)のことを表し、

「ベア」は熊が上から下へ爪を振り下ろすことから価格下落(または下落相場)のことを表します

金融庁の4つのグラフで解説
では、ここからは金融庁のグラフを用いてレバレッジ商品について説明していきます
なお、引用元の金融庁のリンクはこちらです

※金融庁HPから引用
<例①> 〜 <例④>までありますが
わかりやすくするために
<例③> → <例④> → <例①> → <例②>
の順で説明していきたいと思います
ここから少しだけ数学的要素が入ってきます
諦めずについて来てください。笑
※なお、レバレッジについては全て2倍としています
レバレッジ2倍とは、通常の商品が1日で10%上昇すると、レバレッジ商品は20%上がるということです(下落についても同じです)
それでは詳しく見ていきましょう
<例③> 上昇 → 上昇の場合

まずは、1日目、2日目ともに上昇した場合を考えてみましょう
金融庁の図で「指数」の欄を見ると
1日目に+20%上昇
2日目に+25%上昇
とあります
基準を100とした場合に
指数(レバレッジ1倍)については
1日目に20%上昇し
100×20%(×1.2)=120
2日目は25%上昇し
120×25%(×1.25)=150
となります(青色の線)

これに対してレバレッジ商品を見ていきます(オレンジの線)
1日目の指数20%上昇に対して2倍のレバレッジが効いているので
1日目の値動きは40%になります
つまり、100×プラス40%(×1.4)=140
となります
2日目は25%の上昇でしたのでレバレッジが効いている場合50%の上昇になります
つまり、140×プラス50%(×1.5)=210
となります(オレンジの線)

レバレッジ1倍では150でしたが
レバレッジ2倍の時は210まで上昇します
上昇が毎日続いていけばその差はどんどん開いていきます
これがレバレッジの威力です
<例④> 下落 → 下落の場合

次に先ほどの反対、1日目、2日目ともに下落した場合を考えてみましょう
指数(レバレッジ1倍)については
1日目の指数はマイナス20%
つまり、100×マイナス20%(×0.8)=80
となります
2日目はマイナス25%でしたので
80×マイナス25%(×0.75)=60
となります(青色の線)

これに対してレバレッジ商品を見ていきます(オレンジの線)
1日目の指数20%下落に対して2倍のレバレッジが効いているので
マイナス40%になります
つまり、100×マイナス40%(×0.6)=60
となります
2日目は25%の下落でしたのでレバレッジが効いている場合50%の下落になります
つまり、60×マイナス50%(×0.5)=30
となります(オレンジの線)

レバレッジ1倍では60でしたが
レバレッジ2倍の時は30まで下落してしまいます
これがレバレッジがマイナスに働いている状態です
<例①> 下落 → 上昇の場合

続いて、1日目下落、2日目上昇、の場合を考えてみましょう
上の図のようなジグザグした相場を「レンジ相場」と言います
ある一定の範囲で上下するので「ボックス圏相場」とも言われます
指数(レバレッジ1倍)については
1日目の指数はマイナス20%
つまり、100×マイナス20%(×0.8)=80
となります
2日目はプラス25%でしたので
80×プラス25%(×1.25)=100
となります(青色の線)
指数が元に戻りましたね

これに対してレバレッジ商品を見ていきます(オレンジの線)
1日目の指数20%下落に対して2倍のレバレッジが効いているので
マイナス40%になります
つまり、100×マイナス40%(×0.6)=60
となります
2日目は25%の上昇でしたのでレバレッジが効いている場合50%の上昇になります
つまり、60×プラス50%(×1.5)=90
となります(オレンジの線)

ここで、異変に気がつくと思います
今回のようなレンジ相場の場合
指数(レバレッジ1倍)の時は
100→80→100と
指数は元に戻りました
しかし、レバレッジ2倍の時は
100→60→90と
元の100には戻りませんでした
レバレッジ商品はレンジ相場の時は徐々に減少していく(逓減とも言います)ことがお分かりいただけたと思います
<例②> 上昇 → 下落の場合

最後に、1日目上昇、2日目下落、の場合を考えてみましょう
指数(レバレッジ1倍)については
1日目の指数はプラス25%
つまり、100×プラス25%(×1.25)=125
となります
2日目はマイナス20%でしたので
125×マイナス20%(×0.8)=100
となり、元の100に戻ります(青色の線)

これに対してレバレッジ商品を見ていきます(オレンジの線)
1日目の指数25%上昇に対して2倍のレバレッジが効いているので
プラス50%になります
つまり、100×プラス50%(×1.5)=150
となります
2日目は20%の下落でしたのでレバレッジが効いている場合40%の下落になります
つまり、150×マイナス40%(×0.6)=90
となり、元の100には戻りません(オレンジの線)

この場合も、<例①>の上昇→下落の時と同じく元の100には戻りません
レバレッジ商品のメリット、デメリットとは?
ここからはレバレッジ商品のメリット、デメリットを考えたいと思います
結論、
・メリットは爆発性
・デメリットはレンジ相場や暴落に弱い
ということになります
メリット
先ほど金融庁の4つのグラフの<例③>のところでも示しましたが、
なんといってもメリットはその爆発力にあります
下記は「iFreeレバレッジ NASDAQ100」という
NASDAQ100指数の2倍の動きを目指している商品です

赤丸のところで購入した場合、
わずか1年半ほどで株価は4倍になっています
年率で言うと約300%となり、全世界株の平均利回り9.52%をはるかに上回ります
全世界株式の平均利回り9.52%についての根拠はこちらの記事を引用
ものすごい上昇率ですが、これは底値付近で購入することができた場合の話です
投資初心者が相場を読んで底値付近で購入することは
ほぼ不可能に近いと思われるのでおすすめはしません
デメリット
続いてレバレッジ商品のデメリットについてお話しします
簡単に言えば先ほどのメリットの裏返しで暴落相場に巻き込まれると
一気に資産を減らす可能性があると言うことです
今回も「iFreeレバレッジ NASDAQ100」の商品を参考にします

赤丸の最高値付近で購入した場合、
約2年ほどで1/3ほどにまで株価は減少しています
この下落相場に巻き込まれてしまったら
投資を継続していくことが厳しくなるでしょう
参考に
参考までに、「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」と言うNASDAQ100指数に連動するインデックス投資信託を見てみましょう

こちらの商品は、多少の上げ下げを繰り返しながらも
トータルで見ると上昇傾向にあります
株価も4年で約3倍とかなりの好成績です
まとめ
まとめです
今回はレバレッジ型商品がなぜダメなのかについて紹介させていただきました
結論
・レバレッジ商品はレンジ相場や暴落に弱い
・つまり長期投資には全く向かない商品である
・ただし、タイミングを見て投資することができれば爆発的な利益を得る可能性もある(オススメはしません)
以上になります
みなさんの参考になれば嬉しいです
ではまた!
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