90日で1万円を1億円に増やせるか!?【覆面ビリオネア 第3話】ネタバレ・感想

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こんにちは。

しゃしゃーんです。(@shashaan0317

「1万円を90日間で1億円にできますか?」

急に言われても困りますよね。笑

そんな企画がアメリカの番組で放送されました。

今回はディスカバリーチャンネルで放送されていた、

「覆面ビリオネア」( 英題は UNDERCOVER BILLIONAIRE )についてお話していきます。

今回は投資についての記事ではなく、

ドキュメンタリー評という新しい試みですが最後まで読んでいただけると嬉しいです。

記事はネタバレを含みます。ご注意ください。

それではいきましょう!

覆面ビリオネアとは

「覆面ビリオネア」はディスカバリーチャンネルで放送されているドキュメンタリー番組です。

2025年1月現在、YouTubeでも視聴可能です。全8話です。

この企画の趣旨としては、

既に、事業で成功している大富豪が正体を隠して、100ドルを90日間で100万ドル規模のビジネスを立ち上げることができるかという番組です。

このドキュメンタリーの主役である大富豪グレンの発言が投資や起業を考えている人にとって非常に強いインパクトを与えると思い、少しでも参考になればと記事を書きました。

これまでの登場人物

グレン・・・このドキュメンタリーの主人公。55歳。自分の名前も金もコネも使えない中、今回の挑戦を決意する。

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RJ(アールジェイ)・・・Tシャツプリントやデザインの会社を経営している人物。グレンに仕事を頼んだことから、意気投合した。

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マット・・・元軍人。退役後はIT業界で働き、20年近く消防団でボランティアをしている。アルコール飲料業界での勤務経験もある。

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クリス・トロット・・・金属加工会社のオーナーをしている

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クリス・ノリス・・・通信業界にいた経験あり。コンテンツ作りに自信あり。

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アルマンド・・・木工作業を手がけている。16年のキャリアがある。

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この挑戦のルール

ルールは90日間で100ドルを元手に100万ドル規模のビジネスを立ち上げることができればグレンの勝ち。

ビジネスの規模は、90日経過した後、ビジネス評価の専門家が厳正に評価する。

グレンは評価額が100万ドルを1セントでも下回れば、自腹で100万ドル支払うという。

グレンに協力してくれた仲間に感謝の気持ちを示す意味でも彼の意志で支払いたいとのこと。

グレンには、100ドル、連絡先の入っていない携帯電話、ボロいトラック、が与えられ、

チャレンジがスタートする。

前回までのあらすじ

グレンは参入する業界をクラフトビール業界に決めた。

しかし、弁護士によると、ビールの販売許可が出るまで最大100日以上かかることがわかった。

90日ではとてもビジネスを作ることができない。

プランは振り出しに戻った。

どうする、グレン!

現在の総資産 1451.90ドル

DAY18

プランは振り出しに戻った。

しかし、グレンは全く諦めない。

何度でも立ち直ってプランを建て直せばいい。

「軌道修正に備えよ」グレンはこう語る。

グレンはビール業界への参入は得策であると考えている。

グレンはある考えを持っていた。

チームでバーをハシゴしている時に、面白い話題が出たことを思い出した。

エリーのバーには美味しい料理を出す店が1軒もない。

そうだ、ビールと美味しい料理を出す店を作ったら売れるんじゃないか。

グレンはそう考えた。

そこでグレンは有名なBBQ屋を訪ねてみることに。

確かにうまい。行列を作る理由も納得だ。

グレンは思いついた、ビールとBBQの店を作ろう。

BBQとビール、最高の組み合わせじゃないか。

DAY19

グレンは転売用の中古車を買いたいと連絡を受けた。

グレンはなんとしてもこの車を売りたかった。

しかし、相手に焦りを見せたらダメだ。

あくまで交渉の主導権はこちらが握る。

これが交渉のコツだ。

交渉の結果、7,600ドルで取引が成立した。

現在の総資産 1441.90ドル  →  9041.90ドル

目標の1万ドルには足りないが、転売用の物件の頭金と当面の生活費は賄えそうだ。

DAY20

次の目標は店の開業資金4万ドルだ。

手っ取り早くお金を作るには不動産転売だ。

これから安い家を手に入れ、それをリフォームして転売用の物件に仕上げることにした。

グレンの計画はこうだ。

買う家の価格は3万〜4万ドル。

約1万ドルでリフォームし、8〜9万ドルで転売する。

こうすると、およそ4万ドルの利益が手に入る計算だ。

グレンは、修理こそ必要だが高く売れそうな物件を見つけた。

この物件を4万5000ドルで入札したいと、不動産業者に伝えた。

グレンはこの物件の転売に全てを賭けることにした。

DAY21

家の入札結果はまだ出ていない。

しかし、ビジネスの計画は先に進める必要がある

「ビジネスを成功させるには専門性を持った有能な人材を集めることが重要だ」

グレンはこう語る

グレンはエリーで評判のドーン・バンスコーターという女性インテリアデザイナーを見つけた。

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ドーンは2人の幼い子どもを育てているシングルマザー。

早速アポを取り、グレンはBBQとビールの店をオープンしたい旨を伝えた。

転売用の家のリフォームと開業する店の内装のデザインを頼めないか話をした。

ドーンはグレンを亡くなった父の姿に重ね、この話を積極的に受け入れてくれた。

グレンは、自分の挑戦を快く受け入れてくれるエリーの人々に感謝した。

「いいアイデアが浮かんでも必ず吟味することが大事だ。」

中小企業開発センターで新たなビジネスについて相談してみることに。

グレンはエリーでBBQとビールの店を出したいと提案してみた。

グレンは、町の各所にあるクラフトビールを1か所に集め、そこで美味しいBBQを出したらどうかと提案する。

店の名前はもう決めてある。その名も「アンダードッグBBQ」

アンダードッグとは「負け犬」や「落ちこぼれ」という意味があるが、

エリーで必死に頑張る人々にはピッタリのネーミングだと考えた。

グレンは中小企業開発センターで近いうちにBBQフェスタがあることを知る。

グレンはあるプランを思いついた。

まず、BBQとビールの店をオープンする。

次にBBQソースとスパイスをネット販売する。

さらに、地元のブルワリーと提携し、自分の店で販売する。

グレンはこのプランをチームのメンバーに話すことに。

チームにブルワリーからBBQとクラフトビールのレストランへ変更したことを伝える。

集めたメンバーは、RJ、マット、クリス・トロット、クリス・ノリス、アルマンドだ。

彼らはそれぞれ専門性がある。

当初、ブルワリーをオープンする予定だったが、BBQとビールの店をオープンする計画に変更したことを伝えた。

チームのメンバーからは、賛同を得られた。

ビールをイチから作るのは無理だが、地元のブルワリーからビールを仕入れて販売することなら可能だ。

「アンダードッグBBQ」という店名もチームから賛同を得られた。

グレンは今は給料を払える状態ではないが、自分と一緒に挑戦してほしいと頼み込む。

チームのメンバーは全員賛同してくれた。

グレンの思いはチームのみんなに伝わったようだ。

グレンはチームの仲間に役割分担を与えた。

RJはリーダー性を活かして「ピットマスター」と呼ばれる店を取り仕切る料理人を探してもらう。

マットはアルコール業界の経験を活かして、町のブルワリーといい協力関係を築き上げてもらう。

クリス・ノリスにはSNSを担当して、地元との繋がりを作るよう依頼する。

アルマンドには店の内装関係を依頼した。

クリス・トロットにはBBQを焼くための専用のスモーカー作りを依頼。

グレンには金持ちだからこその悩みもある。

自分の周りにいる人たちは、自分が金持ちだから仲良くしてくれているのか、

それとも、自分が貧乏人でも仲良くしてくれるのか。

しかし、今回は何の下心も無い状態から関係がスタートしている。

本当に素晴らしいことだ、とグレンは語った。

DAY22

グレンに不動産業者から連絡が入った。

4万5,000ドルで入札していた物件の取引が成立したようだ。

6,600ドルの頭金と1,100ドルの手数料を支払った。

現在の総資産 9041.90ドル  →  1341.90ドル

さらに建設融資として1万ドルを受け取った。

現在の総資産 1341.90ドル  →  11341.90ドル

これで次の段階に進める。

チームのメンバーはそれぞれができることを考え、行動を始めた。

DAY27

家の契約が完了するまで10日間。

待っている間もレストランの計画は進めていく。

今日はマットと待ち合わせをしている。

アンダードックBBQオリジナルのビールも作りたいと提案した。

マットも賛成している。

マットは事業の全体像をまとめたプレゼン資料を自ら作成してグレンに提案した。

グレンはマットの仕事ぶりに非常に感心した。

マットにビール部門を任せたのは大正解だったようだ。

DAY28

今日はRJの仕事ぶりの確認に来た。

現時点では、未だピットマスターを探すことはできていなかった。

RJはチームのスピード感をわかっていなかった。

グレンはゴールまでの道筋を話した。

グレンは「考えている暇はない、行動あるのみだ」とRJを激励した。

DAY29

人をやる気にさせるのは難しい。

「威圧せずに個々の能力を発揮させていく」

グレンは、マットのリーダーシップをチームのみんなに見せてやる気を引き出す作戦を決行する。

チームのメンバーはマットのリーダーシップに圧倒される。

でも、みんなかなりやる気になったようだ。

グレンとマットは転売用の物件をドーンに見てもらうことにした。

リフォームの予算は1万ドル。期間は15日間。時間的余裕は全くない。

グレンが選ぶリーダーシップは「サーバントリーダーシップ」と呼ばれるもの。

社員から指示を出してもらいグレンがそれに仕えるシステム。

今回の場合だと、現場の指揮はドーンが執り、物件のリフォームプロジェクト全体を引っ張ってもらう。

DAY31

RJから電話だ。いいニュースだった。

RJはピットマスターの募集広告を出していた。

応募者は3名。この候補者からピットマスターを決めることにする。

DAY32

今日は転売用の家のリフォームのためにチームのメンバーを集めた。

リフォーム部門のリーダーはドーンだ。

ここで、この家の最大の問題が発覚する。

なんと床の一部がカビだらけだったのだ。

いくらかかるか想像がつかない。

またもや、問題発生。

どうするグレン!

まとめと感想(金言あり)

まとめです。

今回は「覆面ビリオネア」の第3話について概要を記事にしました。

ブルワリーの開業は時間的に間に合わないことになりましたが、

BBQと地元のクラフトビールを掛け合わせて新たなビジネスを考えつきました。

さらに、物件の契約も成立し、着実に歩みを進めていきました。

今後のグレンの動向に期待です。

個人的な感想としては、

クラフトビール作りは断念することになったが、諦めずに他の道を考えること。

チームのメンバーをやる気にさせて、自ら率先して働けるように導いてあげること。

を学ぶことができました。

さらに、今回もいくつも金言が飛び出しました。(※金言とは金のように価値のある言葉のこと)

具体的には、

・軌道修正に備えよ

・いいアイデアが浮かんでも必ず吟味することが大事だ

・威圧せずに個々の能力を発揮させていく

この番組ではビジネスの根本とも言えることがたくさん出てきて非常に勉強になります。

今回は以上になります。

「覆面ビリオネア」は全8話です。

少しずつですが更新していこうと思います。

読んでいただけたら嬉しいです。

ではまた!

前回の記事はこちら

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